こんにちは。
2016年12月メルマガ担当の長谷です。
今回のテーマは、今盛んに報道されている
「配偶者控除」です。
11月より各社新聞やニュースを賑わしている
上記テーマ「配偶者控除」。
12月22日政府は制度変更を閣議決定をいたしました。
平成30年1月より実施する方針との報道がなされ
ました。では実際どのように変わるのか?
そもそも現行制度はどのようなものなのか
探ってみましょう。
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現在の配偶者控除のおさらい!
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まず、会社員の夫とパートの妻を思い浮かべて
現在の配偶者控除を簡単に確認しましょう。
【 夫:会社員/妻:パート 】
妻の年収が…
【103万円以下の場合】
配偶者控除38万円(夫の年収制限なし)
【103万円以上176万円未満の場合】
控除の名称も配偶者特別控除となり
38万円~3万円と妻の年収に応じて徐々に
控除が減っていく(夫の年収制限あり)
これが現在の配偶者控除の仕組みです。
よって年末繁忙期にパート先の店長に
残業をお願いされても、103万円の壁を
超えると控除が減っちゃう・・・
世の主婦パートさんは年末で忙しいのは
わかっていながら勤務時間を増やせない
のですね。
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配偶者控除が150万円以下になると?
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現在の103万円の壁に対して、
今回の実施方針としてあげられた
103万円以下→150万円以下への変更は
どのようなものなのでしょうか?
それは妻の年収を上げ、夫の年収に
制限をつけるような内容になっています……