こんにちは!お元気ですか
エフピーキューブメルマガ2015年6月号です。
今回の担当は、長谷川 孝一です。
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(1)今月は『先進医療と白内障』についてです。
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■最も多く利用されている先進医療技術は・・・
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私の家族や知人にも白内障の診断を受けた、手術をしたという人が
かなりいます。
私たちにとって身近な病気と言ってもいいかもしれません。
そんな病気に先進医療技術が利用されています。
白内障とは、眼球内の水晶体が白色や茶色ににごり、
物がかすんでたりぼやけて見えるようになります。
発展途上国では、失明原因の第一位です。
45歳以上の人に多く、年齢を重ねるにつれて割合が増加し、
80歳以上の高齢者はほとんどの人で白内障の症状あると
言われています。
老化以外でも他の病気が原因で発症することもあります。
これらの原因と区別するため、加齢による白内障は特に
『加齢性白内障』と呼ばれています。
50代の半数がこの症状を患っているという報告もあります。
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■白内障の手術は?
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治療は眼内にレンズを挿入するような手術を行っています。
以前には、膜を大きく切って切開創(約12mm)を作り、
水晶体を丸ごと取り出す手術が行われていましたが、
麻酔に伴う痛みや入院を必要としていました。
最近は医療技術の発達により、濁った水晶体に超音波を使って
レンズを挿入します。
さらに新しい方法も開発され、切開の幅も3㎜以下で行うことが
可能になりました。
手術の時間も数十分で終わり、いわゆる「日帰り手術」が可能になり、
負担がかなり軽くなりました。
眼科手術の中でも安全性の高いとはいえ・・・・・・